知って役立つ!葬儀便利帳

いざというときのために、通夜、葬儀の前に知っておくと安心できる知識をご紹介しています。

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[4]葬儀の打ち合わせ



施主は葬儀費用負担者

施主(せしゅ)とは、布施をする人の意味で、葬儀の金銭的な負担、運営の責任を負う人のことです。

一般的な葬儀では、喪主と施主は同一人物であることが多いですが、異なる場合は、金銭に関する打ち合わせには、施主も必ず参加する必要があります。

家族での打ち合わせ

葬祭業者と打ち合わせをする前に、家族で話し合い方針を決めておく必要があります。
  • 誰を喪主にするか
    本人が生前にしていた場合はそれに従います。指定してないとき、夫婦の場合は配偶者または成人した子供。未婚の子が死亡した場合は親、または成人した兄弟姉妹。 本人に親・子・兄弟姉妹がいない場合はおじ、おば、あるいはいとこ。縁者がいない場合は友人。該当者が高齢の場合、若年者。病弱の場合、代理を立てます。

  • 葬儀の宗教

  • 葬儀の持ち方
    本人が生前に希望していたことがある場合、それを尊重。

  • 知らせる範囲

  • お手伝い(世話係)を頼むかどうか

  • 葬儀の予算

  • 会計係
    香典の預かりや、途中での買い物もあるので、家族内で会計責任者を決めておくことが最善でしょう。

宗教者との打ち合わせ

宗教儀礼を行う場合、速やかに宗教者と打ち合わせを行います。仏教の場合、枕経にきていただいたときに打ち合わせをし、キリスト教の場合、神父・牧師の意向を聞きます。
宗教者の都合を確認しないまま、葬儀の日程などを決めるようなことはしてはいけません。

葬祭業者との打ち合わせ

葬祭業者との打ち合わせの際は、家族の意向をちゃんと伝え、業者に理解してもらうことが大切です。業者の提案をよく理解した上で、見積もりを立ててもらいましょう。

以下の事柄を話し合いましょう。
  • 日程
  • 内容
  • 費用
  • 仕事の分担
  • 弔辞を頼みたい人
お互いわかったつもりでも行き違いが発生する場合もあるので、打ち合わせの結果は仕様書にまとめてもらい確認しましょう。喪主、あるいは、遺族代表者がきちんと席につき、責任を持つべきでしょう。

お手伝いの人との打ち合わせ

お手伝いの人をお願いする際は、葬祭業者に入ってもらい一緒の席で打ち合わせする必要があります。 通夜や葬儀で必要な世話係りは以下のようなものがあります。
  • 受付係
  • 会計係
  • 返礼品係
  • 宴席接待係
  • 携行品係
  • 道案内係
  • 駐車場係
  • 宗教関係者係
地域によりお手伝いしていただいた方々に葬儀終了後、お礼の心付けを渡す習慣もあります。(2千円~1万円)

葬儀の日程

一日のうちに葬儀・告別式から精進落しまで済ませることが多いので、葬儀・告別式を1時間以内で行うことが近年では一般的なようです。
また、身内だけの仮通夜を先に行い、慰問を受ける通夜を本通夜とし告別式に近い形で営む傾向も増えてきています。これは、告別式ではなく、通夜に慰問に訪れる人が増えてきているためでもあります。

寺院や火葬場と相談して

宗教者の都合や、火葬場、式場の空き具合もあるので、葬儀の日程はそれらを考慮し決めなければなりません。 死亡当日の夜に身内で通夜を行い、翌日の夜に一般に慰問を受けての通夜を行います。そして翌々日に葬儀・告別式、火葬を行うという日程が一般的でしょう。

●火葬について
火葬は、死因が指定感染症以外の場合は、死後24時間を経過していなければ行えないことになっています。 午前の早い時間、午後の遅い時間は比較的、火葬場はすいてるようです。 ほとんどの火葬場は、正月三が日は休業しており、年末年始の葬儀は4日以降に行うことになっております。 元日~7日(松の日)の葬儀を避けたい場合は、家族だけの密葬にし、8日以降に葬儀・告別式を行うこともあります。 「友を死に引く」と言われる友引には、葬儀が少ないので、休業する火葬場も少なくありません。

骨葬

骨葬とは、火葬が既に終わっていて、遺骨で式事を執行するので、納棺・霊柩車の貸与・火葬の執行がないことです。 一般的には午前中に出棺して火葬に付し、午後から葬儀・告別式を行い、その後墓地に納骨します。

骨葬の場合、出棺と火葬を「密葬」と称し、葬儀・告別式を「本葬」と称することもあります。

戒名のお礼はお布施で

全国の寺院9割以上が所属する全日本仏教会は、「戒名料という表現は用いない。 戒名に対する謝礼はお布施であり、戒名は売買の対象ではない」と公式見解を発表していますが、残念ながら、戒名(法名)の文字数や院号が金銭で取引されている実態はなくなっていないのが現状であります。 お布施の金額に迷う場合は、率直に寺院に聞きましょう。

俗名こだわる場合

矛盾しますが、仏式の葬儀はしたいが、戒名はいらないと言う場合は寺院に相談しましょう。寺院境内墓地に納骨する場合は戒名(法名)が必要となります。

戒名は仏弟子としての名前

戒名(法名)は仏教に帰依した者に与えられる、仏の弟子としての名前です。 檀信徒の場合は死後に遺族が檀那寺に依頼し、通夜の前に授かります。檀那寺が遠方で葬儀が依頼できなくても、戒名だけは檀那寺に依頼しましょう。

経文や仏典、俗名の中の一部が戒名に使われます。戒名と呼ぶのは、天台宗、真言宗、曹洞宗、臨済宗、浄土宗です。浄土真宗は「法名」、日蓮宗は「法号」と呼んでいます。

神式の場合は、戒名のようなものはありません。その代わり、葬儀では霊じ(仏教の位牌にあたるもの)に霊号を書きます。

「○○○○之霊」「○○○○霊位」「○○○○命(のみこと)」などと書かれます。(霊号)
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