通夜から葬儀まで

通夜から葬儀までに行われる儀式や作法、用語等の説明をしております。

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[6]キリスト教-プロテスタント



プロテスタントの考え方

プロテスタントの葬儀は、故人の冥福を祈ったり、故人の霊魂の安らぎを祈ったりする場ではなく、遺体を前にした神への礼拝の場とされています。
神はすでにキリストの詩によって、人間の罪をあがなってくださり、死者は死に打ち勝ち、終わりの日に神の国に入るという約束をしてくださっているという信仰があるからです。
プロテスタントは、カトリックのような中心となる教会がなく、各教会により考え方が異なっています。

葬儀は教会の主導で

プロテスタントの葬儀は、教会により考え方が違っているため、教会側とよく打ち合わせする必要があります。 日本の葬儀習慣を積極的に取り入れているカトリックと違って、プロテスタントでは、日本の葬儀習慣は異教的なものとされ、排される傾向にあります。

プロテスタントの通夜

プロテスタントの通夜は、「棺前祈祷祭」「前夜祭」などと言われ、納棺式と兼ねる場合もあります。手順としては以下のとおりです。
  1. 賛美歌
  2. 聖書朗読
  3. 祈り
  4. 説教
  5. 賛美歌
  6. 献花

葬儀式の式次第(例)

プロテスタントの葬儀の手順は以下のようなものがあります。
  1. 奏楽
    オルガン演奏が行われ、参列者は黙祷をする。遺族と柩の入場の際、一同は起立して迎える。
  2. 聖書朗読
  3. 賛美歌
  4. 聖書朗読
  5. 祈祷
  6. 賛美歌(故人の愛唱歌から選ばれることが多い)
  7. 説教
    故人の略歴を紹介したり、故人の生と死に関して聖書の教えを説くもの。
  8. 祈祷
  9. 賛美歌
  10. 祝寿
    遺族と参列者一同に、神の祝福があるように祈る。
  11. 奏楽
    一同起立し、黙祷。遺族と柩が退場する際は、参列者は起立したまま見送る。
  12. 告別式
    弔辞が読まれ、献花が行われる。弔辞は故人にではなく、遺族に対するものとされているので、参列者に向かって述べられる。 遺族は教会堂の出口または柩のそばで挨拶を受けます。(奏楽または弔辞のあとに挨拶することもある)

葬儀で注意すること

プロテスタントの葬儀で注意することは、以下のものがあげられます。
  • 柩は高いところには置かない。
  • 周囲を花で飾るときは、十字架や聖餐台が隠れないようにする。
  • 遺影は中央ではなく、左右どちらかに寄せる。
  • 神に対する礼拝の場であるため、遺影には黒リボンはつけない。
  • 供花を飾るときは、名札を外す。
  • 神の前では、誰もが平等。
  • 勲章や遺品なども並べない。
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