通夜から葬儀まで

通夜から葬儀までに行われる儀式や作法、用語等の説明をしております。

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[7]無宗教葬



無宗教葬とは

無宗教葬とは、仏教またはキリスト教とかの特定の宗教宗派によらない葬儀のことをいいます。県民葬。市民葬、公共的な葬儀の多くは、無宗教葬で行われます。


無宗教葬のメリット

無宗教葬のメリット・デメリットは、以下のようなものがあげられます。

●メリット
  1. 本人の人柄を中心とした自由な企画ができること。
  2. 伝統習慣に縛られることなく、遺族・参加者の自由な創意で行えること。
  3. 特定の宗教色がないため、宗旨の対立が遺族間で起きないこと。
●デメリットと対処法
  1. 企画をしなければならず、負担になることがある。
    (おおまかな方式については、葬祭業者から提案を受ければよい)
  2. 新しい方式なため、遺族・親族間で合意をとりにくい場合がある。
    (本人の生前の意思表示があると、説得しやすい)
  3. 宗教儀礼がないので、遺族が死者の行方について不安がある。
    (本人または家族の宗旨で、家族だけで宗教儀礼を行うことを考慮すればよい)

無宗教葬の提案

●祭壇
一般的に生花で作る。ただし、量を多くする必要はなく、デザインが大切。

●手順
特定の宗教色を出さないだけであり、手順はできるだけ共通にする。

●遺影写真
本人らしい写真を選び、黒リボンは付けない。3枚くらい用いてもよい。

●焼香・献花
お別れには献花が多いが、会葬者が慣れている焼香でもよい。

●供花
祭壇には並べない。並べるなら、式場横から入り口付近とする。

●音楽
本人や家族の好きな曲を選ぶ。

●供物
供える必要はないが、供えるならば、本人の好物を。

●会葬礼状
定型を用いず、独自に作成。表書きは「お礼」とする。


無宗教葬の進め方

無宗教葬は自由な方式なため、定型はありませんが、よく見られる方式は以下のようなものです。

●臨終~通夜
特に手順は変わらない。
  1. 枕飾り … 小机上に生花とろうそく
  2. 納棺 … 本人らしい服装で
  3. 通夜 … 本人が好きだった音楽をかけ、弔問者には献花または焼香をしてもらう
●告別式
宗教色がないため、特に葬儀式はなく告別式のみ。
  1. 音楽 … 本人の好きなもの
  2. 献灯 … 孫など関係者が担当
  3. 開式の言葉
  4. 黙祷
  5. 本人の生涯紹介 … ビデオやスライド使用でもよい
  6. お別れの言葉 … 2~3人
  7. 献花または焼香
  8. 閉式
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